5/13にトヨタ自動車の社長である豊田章男氏が『終身雇用は厳しい』との発言をされていましたね
日本を代表するトップ企業であるトヨタ自動車
年間利益を2兆円近く叩き出している企業ですら、終身雇用を実現する事は今後厳しいだろうとの発言
そして、豊田社長が仰っていた「企業にインセンティブがあまりない」というキーワードですが、これを分かりやすく要約しますと、
企業として終身雇用を続けて行ってもぶっちゃけメリットが全然無い薄く利益にならないから今後はやりたくない…
って事でしょうね。
「企業に対してのメリットが ”あまり” ない」と柔らか目な言葉を選んで発言された様でしたが、メディアの前だから気を使っただけで、
ぶっちゃけ内心では全く無いと思っているんじゃないかな😅
でなきゃ、公の場での発言は控えたと思うんです。
どうやらネット上では豊田社長の事を「この人で無し!!」なんて叩くアンチも沸いている様ですが、そういった方達はおつむが弱い方がほとんどでしょうね
「終身雇用は今後会社に対するメリットが非常に薄いので厳しい」という発言
確かに、一見社員の人生をなんだと思っているんだ⁉️⁉️とアンチが沸いても仕方ない様なフレーズではありますが、しかし、
そもそも会社の存在意義とは何なのだろうか?と考えてみると、
「会社とは、利益を出しそれを社会へ還元してゆく」
これが会社の存在意義だと私は考えています。
株式会社は、仲良しこよしでもなければボランティア団体でもありません。
つまり、”利益を出す事” を目的としているので、
コストを抑える、利益が見込める事をする。これは至極当然の事です
そして今回の「終身雇用は厳しい発言」
これは上記に該当するのではないかなと。
昨今では、もの凄いスピードで時代が進化し続けています
昔は、会社が社員の一生を保証してくれる時代だっただけ。
何故なら、終身雇用という ”餌” を社員の目の前にぶら下げ保証してあげていた方が会社にとってのメリットが大きかったから。
しかし時代が移り変わり、社員に対して終身雇用を提示するメリットが薄くなって来ました。
いや、デメリットの方が大きくなって来た。
今一度胸に手を当てて考えてみてください。
あなたは今のお仕事だけで、本当に大丈夫ですか?