結果を出せずに悩んでいる人は多い

会社の利益、部署の売上目標、集客目標
私は脱サラ、キャリアアップ転職を希望される方にその術を提案する事を生業としておりますから、そういった方と関わる事が非常に多いのですが、
『職場で結果を出せずに悩んでいる人』は本当に多いです
何故悩むのかといえば、大概の場合は上司からどやされたり、
営業会社などシビアな環境ですと「お前、売上作れないならクビね」なんて事がザラにあるからです
まあ、会社の存在価値を考えれば「利益を出して社会に還元する事」ですからその気持ちも分からなくはないですが、
パティシエとして現場で働いていた時の経験があるので社員の気持ちも分かります。
結果さえ出せれば上司に文句を言われる筋合いも無いのですが、
ではどうすれば結果を出せる体質へと改善する事が出来るのでしょうか
何故結果を出す事が出来ないのだろう

結果を出す為に何が必要か?を知りたい場合、
「何故結果を出せていないのか?」を考えた方が早いです
十人十色という様に、仕事で結果を出せていない原因も人それぞれなのですが、
今まで私が担当して来たケースでいうと、
多くの場合は、相手(お客様、取引先)に寄り添えていない事が原因でした。
言い換えるなら、相手の目線に立てていない、相手の目線で考えられていない場合、
仕事で結果を出せていないケースが多かったです。
自利ではなく『利他の精神』

例えば私の様な転職をお手伝いするエージェントは、多くの場合煙たがられる存在です。
ただ、何故仕事として成り立っていて、絶滅していないのかは、
仕組みを考えてみれば至極簡単な事なのです。
まずは企業目線で考えてみてください。
求人をしている企業は、同じ人材を獲得する為により多くの人件費を出したいか?
それとも、出来るだけ人件費を抑えたいか?
企業目線で考えればどちらでしょうか?
「同じ人材を」という条件下であれば「出来るだけ人件費を抑えたい」が企業の内情です
では、転職希望の人目線で考えてみましょう
転職を希望している人には、給与、時間、働き方など、
ニーズは様々です。
ただ、給与という視点だけで言えば年収300万円と400万円ならどちらが良いでしょうか?
「仕事量、内容によるな〜ww」
なんて屁理屈は止めてくださいね
その他の条件は全く一緒です。
給与面だけで考えた時、年収300万円と400万円だったらどちらが良いでしょうか?
99%の方が、『そりゃ年収400万円の方が良いでしょ』とお答えになるのではないでしょうか。
ここに、企業と転職者の『意思のギャップ』が生じるのです
上手い事言ったって、それでエージェントにお金が入るんでしょ

『上手い事私の事を丸め込んで、アンタらが儲かろうとしたって私は騙されないんだからね!!』
こんな感じで得意げに仰られる方が多く、
私が生業としている仕事は世間の嫌われ役です
そして、仰られる通り、
転職エージェント経由で転職された場合エージェントは儲かります。
ただ、一旦落ち着いて考えてみて頂きたいのです。
転職エージェントの利益はいつ発生するのでしょうか?
これはほとんどの方がご存知の通り、転職先へ就職が決まった際に利益が発生します。
では、一人の転職をお手伝いさせて頂いた際の『単価』ってご存知でしょうか?
これは、その方が就職された先での ”年収” が関係します
年収に対しての%で企業から支払われるので、
エージェント的にはクライアントに出来る限り年収が高いところへ就職して頂けると利益が大きくなるといった仕組みになっています。
つまり、
企業→同じ人材なら出来る限り人件費を抑えたい
転職者→同じ仕事内容、仕事量なら出来る限り年収が高い方が良い
エージェント→年収をより高く出してくれる企業へクライアントが就職してくれた方が利益が大きい
ご覧になって頂いた通りエージェントは、「企業」と「転職者」のどちらに寄り添った方が利益を大きく出来るかというと、
転職者のニーズに寄り添った方がエージェントの利益も大きくなるのです。
ここでクライアントとエージェントのニーズが合致します。
だからこそ、一見煙たがられる仕事であるのに絶滅する事なく続いている訳です。
利益までの仕組みを考えてみると、
クライアントのニーズとして『出来るだけ低い年収で働きたい』という割合が多くならない限りは長く続く仕事だなと思い生業としたわけです。
まとめ
どの業界でも成功法則は同じで、
相手(お客様、取引先)の求めている事へ寄り添う事
カフェでコーヒーを注文したのに紅茶が出てきたり、アイスで頼んだのにホットが出て来たらそりゃ怒りますよね。
相手が求めていない事をいくらやっても結果には繋がりません。
もし今のお仕事で結果を出したいと思っているならば、
まずはお客様や取引先の利益を考えた上で提案する様に意識してみるとよいかもしれません😊