最近あった出来事

先日、仕事の打合せを兼ねて仲間内で焼肉に行った時の事です

なんだこのマンゴーみたいな切り方のタンは!!(笑)
メニュー見てないから値段がいくらだったのか分からないけど、
めちゃめちゃ美味かった!!✨
ひとり4000〜5000円の会計だったから、
焼肉屋としてはすこぶる高いって訳でもなく、コスパが良い店って印象😊
で、こんなにデカいタンなので当然ハサミで切り分けるのですが、
その際にこんな出来事があったのです
『ここのハサミ、本当に切れないんですよ〜』
一緒に来ていた仲間内のひとりがこんな事をつぶやいていたのです
切れないハサミに心を合わせる


私がそのハサミを使ってみると、確かに切れ味は悪かったです。
長年使っているのか、手入れをしていないのかは分かりませんが、
その点に目を向けるなら店側の落ち度ですからしっかりと手入れをしてお客様が気持ち良く利用出来る様にした方がより繁盛に繋がると思いました。
ただ、文句を並べたところで『ハサミの切れ味が悪い』という事実は何も変わりません
私は、切れ味が悪いながらも『切れやすい部分』はないかなと試行錯誤をしてみると、
ハサミの根元の部分は割と切れやすかったのです
切れないハサミと人間も同じ

先日のこの一件から私自身が気づかせて頂けた事があります。
それは、「切れないハサミ」と「人間」は同じだなということ。
切れ味が良いハサミを上手に扱う事は誰にでも容易に出来るでしょう。
人間でいえば、慶応卒、早稲田卒の様なスペックが高いとされる人材でしょうか
しかし、切れ味が悪いハサミを上手く扱う為には、そのハサミと心を合わせる必要がありました。
『切れないハサミの切れる部分を探してあげる』
手間ですが、この一手間を加えてあげるだけでそのハサミはまだまだ使えたのです
ここに ”人間力” の必要性を感じさせられました。
まとめ

この一件のお陰様で、『普段、人材を無下にしていないか』と自身に問いかけるきっかけとなりました。
「自分にとって都合が良い人」なんてそうそう現れるものではありません。
というより、人生を振り返ってみて、
自分にとって都合が良い人ってどれだけいたでしょうか?
私の場合ですと、この26年を振り返ってみても、
完璧に自分にとって都合が良かった人なんて一人もいません。
人間は当然それぞれ価値観が違いますから、
似ている人はいても、全く同じ人間はひとりとしていません。
双子であっても、全く同じである事なんて有り得ないでしょう。
音楽的にいうなら、
『ドドド』はユニゾン(同調)
『ドミソ』はハーモニー(調和)
切れないハサミの様に人間も、それぞれの色があってそれぞれの音を持っているものです。
同じ音としか仲良く出来ない『ドドド』な生き方ではなく、
違う音であっても調和出来る『ドミソ』の様な生き方を出来る様になりたいものです