ご褒美とは?

何かを達成した時に『ご褒美』と称して自らに与えたり、自分の部下や子供にご褒美を与えた経験は御座いますか?
私はまだ26年間の人生でしか御座いませんが、過去を振り返ってみると、
幾度となく自分に対してご褒美を用意して仕事を頑張ったり、部下に対してご褒美を用意して頑張らせて来たなと反省しています
というのも、ご褒美の為に仕事を頑張っている人は世の中沢山いると思いますが、
果たして、何故ご褒美が必要なのでしょうか?
本日は「ご褒美」について考えて行きたいと思います
何故ご褒美が必要なのか

「ご褒美」を用意すれば確かに頑張る事が出来るかもしれません。
ただ、そんな頑張り方で本当に良いのでしょうか?
例えば子供に対して、「ピーマン食べれたら後でプリン食べようね」などと子供の好きな物(餌)で釣って苦手な物(本命)を食べさせようとする事もありますが、これは、
根本として、ご褒美(プリン)の手前には嫌な事(ピーマン)があるという前提で考えられています
そう、ご褒美とは『何か苦難、困難、嫌な事を越えた先に』という概念が根本にあります。
つまり、『仕事を頑張ったらご褒美に◯◯』というのは、
根本的に仕事が嫌いだと言っている事と同意義なのです。
それならそれで良いのですが、しかし、
ご褒美を用意なんてする必要が無いくらいに、根本的な部分を「嫌い」から「好き」に変えてしまえば良いとは思いませんか?
寧ろ根本的な部分を「好き」に変えてしまった方が我慢する必要が無くなるので、
精神的にも解放されますし、生産性も上がるし、疲れて気が滅入る事も無くなるのでハッピーです
根本的な概念から変える

先程も書いた通り、「ご褒美」という根本的な概念そのものが良くないと思います。
何故なら、ご褒美の手前には「嫌な事」という前提があるから。
であれば、嫌な事なんてやらなきゃそもそもご褒美も用意しなくたって良いのです。
経営者としては、『従業員が喜んで働ける環境を用意する事が出来るか?』で資質が問われるでしょう。
また、個人の観点で言うならば、
嫌々やっている仕事なんて辞めてしまえば良いのです。
もしあなたが雇い主だったら、
自社の従業員やアルバイトに嫌々働かれたらどんな気持ちになりますか?
もしもあなたがお客様でしたら、
嫌々働いている人から気持ち良くサービスを受けたり物を購入したり出来るでしょうか?
もしも私がお客なら、自分の仕事が大好きで喜んで働いている人からサービスを受けたいし、そういった人から物を購入したいです。
今の時代、自己表現の場や方法なんて無数にありますし、仕事だって沢山あります。
だから、嫌々仕事をやっているくらいなら辞めてしまいましょう
職場の人にもお客様にも迷惑だし、自分自身の時間も勿体無いです
そんな事に時間を費やす暇があるのなら、
もっと自分の心がワクワクして楽しい事に時間を使った方がよっぽど生産性が高いです
まとめ

仕事をする事で欲しかった物が手に入ったり、子供の夢を応援する事が出来たり、守りたい人達を守る事が出来たり
本来仕事とは楽しい事のはず。
仕事とは、自己実現を果たす為のツールなのです。
だから、嫌々やっていて自己実現が出来無い様な仕事ならスパッと辞めてしまって、
さっさと自己実現を出来る方法を探しましょう
親孝行がしたいだとか、欲しい物を手に入れたいだとか、行きたい場所に行きたいだとか、
そういった自分の夢、目標を叶える事が出来るツールが仕事
だから本来なら楽しくてワクワクするはずなのです
私も自分の仕事に日々ワクワクしています
それは何故か?
この仕事を通して自分の夢や目標が叶うと信じているからです。
あなたは自分の仕事に、将来にワクワク出来ていますか?
ワクワク出来ているならその仕事を精一杯頑張れば良いし、
出来ていなかったとしたら、自分の心がワクワウする仕事を探しましょう^^