失敗は成功のもと
こんな諺を聞いた事があると思います。
言葉って本当にうまく出来ていて、
諺とか言葉を作った人って本当に天才だなといつも関心します。
カレーを作りたいなら、
人参、じゃがいも、玉ねぎ、肉、ルー
そしてクックパッドの様な指南書があればより正確にカレーを作れるでしょう。
豚肉にするのか、牛肉にするのか、鶏肉にするのか、
具材で各々の個性が出るでしょうが、基本はこれでOKです
あなたが今までの人生で経験されて来られた「失敗」だと感じている事は、
実は、失敗ではなくて「成功の為の具材」なのかもしれません。
有名な掃除機と言えば・・・?

例えば、掃除機で有名なブランドで言えば何を思い浮かべますか?
ダイソン掃除機を思い浮かべる人も多いでしょう。
ちょっと前にカンブリア宮殿という番組で取り上げられてました。
テレ東さんからは一切お金をいただいていませんが、
テレビ東京ビジネスオンデマンドでまだ視聴出来るみたいです(入会月無料)
この回は是非見ていただきたい
ダイソンの人生を、歴史を知ってみてください
人生観が大きく変わります。
15年間で5126回の失敗

ざっくりまとめると、
ダイソン掃除機は5126個の試作品を経て、5127個目で世に出せる物が出来ました
その期間は15年
掃除機開発に明け暮れるダイソンは15年もの間 ”無収入”でした。
そんなダイソンと家庭を15年間支え続けたのは奥さん
奥さんが働いて無収入のダイソンを支え続けました
その支えがあったからダイソンは掃除機開発を続ける事が出来ました。

試作品とは、言い換えれば世に出す事が出来なかった「失敗作」です。
5126個の失敗作です。
でもダイソンは、5126個の試作品を「失敗作」だとは考えませんでした。
5126個の試作品は、5127個目に生まれて来る成功への足掛かりだからです。
試作品第1号から5,126回の試行錯誤、改善改良を重ね、
15年という歳月、5,127個目で世に出せるものを生み出す事が出来たのです。
ダイソンが一度でも「もう無理だ・・・」と諦めていたら

ダイソン社、2018年の年商は約5,830億円
もしもダイソンが5126個の試作品を作っている間に、どこかで一度でも、
「もう無理だ・・・」
「こんな事辞めて就職して奥さんの事をしっかり養う夫になろう・・・」
どこかで一度でもこんな事を考え、掃除機開発を諦めていたら、
ダイソン掃除機は生まれて来なかったでしょう。
年商5,830億円の会社も生まれませんでした。
失敗は「成功」の具材

もし、あなたが今何かに挑戦している事があって、
「失敗した」と感じる事があれば、
それは単なる失敗ではなく「成功」を紐解く為のピースです
パズルのピースが一つ見つかった様なものです
失敗を失敗のまま放置するのではなく、
そこから改善改良をして成功の足掛かりにしていきましょう😊