第8回目の講義は【仕組み】という議題でお送り致します。


まず前回のおさらいです。

【目的と目標を設定しよう】

【お金の使い方を考えよう】

というお話をしました。

自分がどうなりたいのか、どうしたいのか、がわからなければ進むに進めません。

これは行動を起こす際であれば全てに言えますが、ゴールを設定しなければ迷走してしまいます。

ですので、まずは目的を設定し、その目的に対して細かく目標設定をしましょう。

そして、その目的目標に対して計画を立てお金をどう使えば達成して行けるかを考えましょう。

目先の目標を一つづつ達成して行ったときに、最初に設定したものを修正することもあるでしょう。

ですが、それでいいんです。

最初は漠然と目的目標を設定し、知識やスキルが上がれば修正できるようになるのは当然だからです。

さて、今回の講義は【仕組み】についてです。

今までお話してきてモヤモヤしていることがあるでしょう。

そうです。

『高利回りの投資は存在するのか?』

です。

一般的には、年利10%出せればいいとされています。

かの世界三大投資家で投資の神様と言われているウォーレン・バフェットでされ年利20%で回していると言われています。

とすると、高利回りの投資はそもそも存在しないのではないか?と思ってしまいます。

しかしそうではありません。

ポートフォリオを組みリスク分散していますし、そもそももう莫大な資産があるので危険を冒す必要が無いのです。

それに彼が行っている主な投資は株です。

一気に数倍、数十倍、数百倍になるような世界ですし、保有をすれば配当も得られます。

コカ・コーラの筆頭株主である事は有名ですが、最初に買った株が数十年で数百倍数千倍になり配当が入ってきたり株を保有していれば会社に意見が言える権利を有したときに、あなたは売却しますか??

要するにそういう事です。

彼の投資手法が知りたければ、著書などありますので調べてみてください。

あなたも知っている数々の超大手企業の株主ですよ。

とりあえず知って頂きたかったのは、高利回りは存在するという事です。

そして、自分でやれば利益はすべて自分のものという事です。

当たり前と思うかもしれませんが、これがお話したい『仕組み』の話です。

分かりやすい事実を話しましょう。

以前の講義で保険の話をしたと思います。

保険会社は投資会社だというのはもうお分かりですよね?

日本で保険に加入すると考えるならば『日本の会社』『日本の企業だが外資の会社』『海外の会社』の3つが考えられます。

外資系と言っていたのは『日本の企業だが外資の会社』で、要するに海外の企業が日本で子会社を作ったという事です。

そして一つ事実があります。

同じ会社なのに海外で直接契約するのと、日本で契約するのでは利回りが違うんです。

何故だかわかりますか?

そうです。

『利益を抜かれているんです』

どこに?って思いますよね。

はっきり言いますが『日本』にです。

その辺りの法律なども存在しますし、日本の会社よりも利率が良かったら全部外資系にお客さんを持ってかれてしまうので制限を設けています。

ですから、海外の会社の保険だとしても日本で加入すると利率が下がるのです。

それでも日本の企業より外資系企業の方が良いですけどね。

要するに、知識の無い人は搾取されるって事です。

もうこれは事実なので受け入れてください。

因みにどれくらい利率が違うかというと運用状況にもよると思いますが大体3倍違うと言われています。

こういうことが至る所で行われています。

もっと身近にしてみましょう。

銀行はどうでしょう。

今や銀行の預金の利率は0.001%です。

定期にすると少し上がります。

なぜこんな利率なのか。

もちろん不況とかもあるでしょうが、そういう事ではなくです。

銀行の仕事を思い浮かべてください。

金貸し業、投資代行、預金業、送金代行。

主にこれでしょう。

銀行預金者から預かったお金を投資して利益を上げている会社、それが銀行です。

であるなら、銀行員の給料やら日本の税金などが莫大にかかります。

それに株主への配当も出さなければいけません。

因みにですが、日本の銀行は誰が株主かわからないとも言われています。

名簿はありますが、株は書面で譲渡できますからね。

ですので、真の株主はわからない。

という事は、銀行内部に銀行の利益をどう配分するのかなどの権利を有している人間がいないことになります。

そうなれば預金者に配当が来ないのは当然ですよね。

こういう事実をまずは知ってください。

そして今自分が搾取されているのだなと知ってください。

投資を考えるならそこからです。

となると、高利率を目指すのなら、そういう大手のものに頼ってはいけないという事になります。

個人投資家で月利50%、100%を出している人はいますし、投資機関でも海外を見渡せば年利数十%、数百%出している所もあります。

我々の目的はお金を増やす事です。

であれば、搾取されているわけにはいきません。

ですから、人脈を堀り本物を見つけていく行為が必要なのです。

我々がやっているFXも利益は全て投資家のものです。

搾取する所が無いから月利3%前後の高利率でも納得できるはずです。

そもそも個人投資家からするとかなり低い利率(ローリターン)です。

だからこそローリスクと言えます。

このような直接的なものを探っていくのです。

しかし、世の中には色々な情報があふれています。

ですから、知識が必要なのです。

知識が無ければ、嘘か本当かの見分けが付きません。

本物に行きあたってもどうかわからなければ意味がありません。

ですので、日々勉強は必要です。

今回の講義はここまで。

次回は最後の講義になります。

第4回目と第5回目で後日お話すると言っていた【ギャンブルの仕組み】と【投資家の考え方】の議題でお話します。

次回も楽しみにしていてください。