第5回目の講義は【投資の種類】という議題でお送り致します。
まず前回のおさらいです。
【投資で夢を見てはいけない】
【一点集中ではなく全体を捉えよう】
というお話をさせて頂いたと思います。
投資に夢を見てはいけないと言いましたが、あなたの夢を叶える為に投資は是非組み込んでください。
お伝えしたいのは、1ヶ月2ヶ月で資金がドンドン増えていく妄想をしてはいけませんよ、という事です。
これは、ご自身の資金が少ない方に陥りがちなミスです。
パチンコなどにハマってる方の殆どがお金がない人という想像は付くでしょう。
それと同じです。
前にも言いましたが、ギャンブルという行為をするのではなく投資という行為をしましょう。
そして、投資をする時の心構えは、絶対こうなる、ではなく常にプラスとマイナスを考えましょう。
さて、今回の講義は【投資の種類】です。
世の中ほぼ全ての事に投資というのは当てはまるのですが【お金でお金を増やす】という事に焦点を置いて考えていきます。
大体こんなものがあるよねという形でリストアップ致します。
・外国為替(FX)
・株式
・不動産
・保険
・投資信託
・銀行預金
・金貸し
・BO
簡単にこんな所でしょうか。
リストを一つずつ見ていきましょう。
・外国為替(FX)
FXとはForeign Exchange( フォーレン・エクスチェンジ)の略です。
簡単に言うと通貨の両替です。
2つの通貨による為替の変動に対して利益を狙っていきます。
スワップ金利というものがあり、売買せず保有してるだけで金利を得れる手法もありますが、一般的には売買で利益を獲得していきます。
・株式
株の売買で利益を狙います。
会社の種類で株式会社というのがあります。
株式会社は株式を発行できますので、その株式を売買します。
上場企業というのを聞いた事があると思いますが、上場企業とは株式会社が上場条件をクリアし証券会社に名前が載った状態です。
そして、証券会社で投資家が株式取引できるのは上場企業の株式だけです。
利益の上げ方は売買で利鞘を狙うか、保有して配当をもらうかです。
・不動産
建物、土地の売買または賃貸での収益が主かと思います。
日本で不動産売買で利益を出すのは一般の方では無理だと思っていいです。
基本的には家賃収入を考えて継続収入を目指します。
不動産の種類はインターネットで調べて頂いたら出てきます。
ですが、他のは金額が高すぎたり利権が絡んでいたりしますので、殆どの方は買えないと思います。
なので、特に覚える必要はないです。
・保険
保険を投資と思っていない方も多いと思いますが列記とした投資です。
保険で思い当たるのは、掛捨て保険と積立保険だと思いますが、資産を増やす投資に当たるのは積立保険です。
利率は低いですが、投資としてはかなり固いので毎月ちょっとずつ貯金するなら、毎月ちょっとずつ積立保険をやった方がいいです。
将来的にお金を増やす事が目的で保険をやるなら、外資系保険か海外保険に目を向ける事をお勧めします。
保険の仕組みがわかればわかる事ですが、日本の保険会社ではお金は減ります。
ですが、医療保障とかの掛捨ての保障系保険は日本の保険が最高です。
・投資信託
簡単に言うと他者にお金を預けて運用・管理してもらう事です。
銀行などの金融機関が金融商品として提供していますね。
積立てたり、一括購入したりして自分に合った運用を選べます。
・銀行預金
銀行預金も投資です。
一応金利付いてますからね。
預金というのは名前でしかないので惑わされないでください。
預けているというより貸付の方が言葉が適切です。
因みに投資になる預金は普通預金と定期預金です。
言ってしまえば信託ですね。
単純に銀行に全額保証付きでお金を預かって欲しいというのなら金利は付きませんが当座預金がそれにあたります。
因みに銀行の仕組みと法律を知れば、富裕層が日本の銀行に多額の預金をしない理由がわかります。
・金貸し
お金を貸して金利を得ます。
これも列記とした投資です。
法律がありますのでライセンスが無いと基本的に金貸しはできません。
金貸しとしての営業はしてはダメですが、お互い合意の上で契約する分にはお金の貸し借りは可能です。
因みに金貸業はライセンスが無いとできませんが、金貸業に投資する事は可能です。
それこそ銀行預金が一番わかりやすいと思います。
・BO(バイナリーオプション)
BO(バイナリーオプション)は、仕組みはギャンブルですが一応金融商品として登録されているので含めました。
FXのチャートを見ながら数十秒後、数分後に賭けた時の相場より上がってるか下がってるかを当てます。
当たれば設定されている倍率が賭金に反映されます。
FXのチャートで上か下かの賭博をしますので、チャートを読めれば勝率は上げられます。
ギャンブルの仕組みに付いてはまた後日お話ししましょう。
知る事によってお金を増やす目的でやってはいけない事が分かると思います。
結構ざっくりとお話しましたが何となく理解された事と思います。
ここで気づいた事があるはずです。
それは、投資の話をすると【売買】というビジネス用語が出てきます。
信託や預金などには売買という言葉は出てきませんでしたが、投資においては預入というのも購入と売却で表せます。
現に信託は預けて運用してもらうとインターネットで調べても出てきます。
ですが、信託をやる時は購入という言葉を用います。
因みに、積立保険なんかも毎月の購入という言葉を用います。
面白いですよね。
売買という事は【商い】です。
この事から商売の延長線上に投資があると考えるかもしれませんが、そうではなく、投資と商売は切り離せませんよと言いたいわけです。
金持ち父さん貧乏父さんという本を読んだ事があるならビジネスオーナーの上が投資家という認識を持っているかもしれません。
しかしその認識を少し変えてみてください。
投資というとトレードという言葉が出てきますが、トレードとは日本語で取引です。
取引するというと一般的な認識では誰がしますか?
そうです。
商売人、ビジネスマンですよね。
そして、FXや株を取引する人を投資家と言いますがトレーダーと呼びます。
そして、トレーダー(商人)にお金を預けて自分の代わりにやってもらう人も投資家と呼びます。
結論です。
投資家には誰でもなれます。
それこそ、従業員だろうが、自営業だろうが、経営者だろうがです。
ですので、【自分の状況にあった投資スタイルを確立する】のが正解だという事です。
今回は投資の種類という事でお話しましたが、本当にいろんな種類の投資があります。
国内海外含めると本当に様々ですので、1度ネットで検索してみる事をお勧めします。
それでは今回はここまで。
次回も楽しみにしていてください。