先日ですね、とあるきっかけが御座いまして、
ダーツで世界ランキング1位になった女性とお話する機会がありました。
日本ランキングではなく、
”世界ランキング”で1位です
その方はふたりの息子さんがいらっしゃって、当時レストランの経営もご自身でされていたのですが、ある日、
『何でも良いから一生懸命になれるものを探しなさい』
と子供に言いながら、
『あれ、子供にはそう言っているのに、私は一生懸命になれる事が何も無い』
と思われたそうで、
その日から、一生懸命になれる事を探したのだそうです。
そして、どうせやるなら日本一を目指そう!という事で、日本一になれそうな事を探していて目に止まった事が、
ダーツ。
ダーツをやった事が無いその方が、ダーツなら日本一になれるかもしれないと思ったそうです。
そして、ダーツで日本一になる為にまず何をなさったのかと言うと、
当時、日本でランキングが1位だった選手に会いに行って直接話を聞かれたそうです
そして日本チャンピオンに対してこんな質問をされました。
『1日何時間ダーツの練習をされているのですか?』と。
チャンピオンはその問いに対して、『1日4時間練習しています』と仰ったそうです。
そして、1日4時間ダーツの練習をされているチャンピオンを越えなければ日本一に成れない訳ですから、
その方は次の日から倍の8時間、毎日ダーツの練習をすると決めたそうです
当時、ふたりの息子の子育てとレストランの経営を掛け持ちしながら、
3足目の草鞋としてダーツで日本一になる為に1日8時間の練習です
しかし、1日8時間の練習を毎日欠かさずにしているのに、
いくら試合に出ても勝つ事が出来なかったそうです。
そしてその方は一大決心をされました。
『2倍の練習量で日本一に成れないなら、3倍練習してやる』と。
そう決断した次の日から、ふたりの息子の子育てとレストランの経営を兼業しながら、
1日12時間のダーツ練習が始まったそうです
想像がつかないくらい過酷な日々だったと思います。
日本一になる為に1日12時間の練習を始めてから、
「睡眠時間は2時間あれば良い方」だと当時を振り返りながら仰っていました。
そして1日12時間の練習を始めてから徐々に試合で勝てる様になって来て、
1985年に日本一になり、1987年に世界ランキングで1位になられたそうです
ダーツ世界ランキング1位の女王から教えて頂いた事は、
やると決めたらやる。
その為には、自分が逃げ出せない様に最初から後ろの扉を閉めてしまうと良い
決めたらやる。
これが世界ランク1位の女王に教えて頂いた考え方です。
非常にシンプルで分かりやすいですね。
「決めたらやる。」
是非実践されてみてください^^