ビジネスマインド

アリになるのかキリギリスになるのか。選択は自由

アリとキリギリスというイソップ寓話ぐうわはご存知ですよね?

 

アリは寒い寒い極寒の冬がいずれ訪れる事を知っていました。

寒くて寒くて食べ物なんて到底見つけることが出来ない冬です。

 

そんな極寒の冬が訪れると知っていたアリ達は、

冬を乗り越える為に備えとして食べ物を蓄えるべく汗水流して一生懸命に働きました。

 

一方でキリギリスはというと、今を楽しく過ごせればそれで良いという楽観主義者で、

冬に向けてせっせと必死に働くアリ達を鼻で笑いました。

 

 

時は経ち本当に極寒の冬が訪れた時、キリギリスは自分の力で生き延びる術がありませんでした。

 

楽観主義でその場凌ぎの生き方しかして来なかったから、そのツケが回って来たのです。

 

結局キリギリスは、過去に鼻で笑っていた相手であるアリ達に助けてもらうのでした。

 

あなたはアリ?キリギリス?

朝、家を出る時が晴れていようとも、

雨の予報なら傘を持って家を出るでしょう。

 

雨に濡れるというデメリット、災いを回避する為にです。

 

 

いつ死ぬかなんて誰にも分からないのに、

掛け捨てで生命保険に加入している人が全体で80%以上もいます。

 

(公益財団法人生命保険文化センターより引用)

 

 

いつ起こるか誰にも分からない事態に対して、

全体で8割以上人々が「生命保険」という商品で備えているのです。

 

 

経済的な備えをしている人はごく少数

 

TOYOTAの社長は、終身雇用はもう無理だと明言されました。

 

多くの人々が年収300万円を切る時代が必ず来るとも多くの経営者が明言されています。

 

 

本当におかしな話です。

 

いつ来るか分からない事に対しては8割以上の人々が備えているというのに、

必ず来ると分かっている不況に対する経済的備えを実行している人はごく僅か。

 

「何かしなきゃね〜」と思っている人は多いです。

しかしながら、来ると分かっていながらも行動に移せていないのです。

 

 

分かっていて策を講じないのは・・・

来ると分かっていて経済対策を実行しない人はキリギリスです。

 

そして、キリギリスさん達は共通して、人の努力を鼻で笑い、

足を引っ張ったり悪口を言う事が趣味です。

 

・何やってんだあいつは
・馬鹿じゃないの?
・気でも狂ったか
・正気じゃない
・騙されてる
・キモい
・アホ
・笑

 

上記の様な言葉で、あなたの邪魔をして来ます。

必ずです。100%です。

 

 

タイムリーなところで言えば、プロレスを頑張っていた22歳の女の子が先日命を絶ってしまったそうです。

原因は、誹謗中傷だと言われています。

 

 

キリギリスさん達は、皆、心もお金も満たされていません。

 

そして、何か一つの事に努力をする事もありません。

 

満たされていないその心をどうにか満たそうとして、

努力している人の足を引っ張ったり、誹謗中傷する事で、

 

その満たされない心を少しでも満たそうとしているのです。

 

 

笑われても動じないメンタルを持つこと

ビジネスに限らず、何かに挑戦すれば足を引っ張って悪口を言ってくる低レベルな人間が必ずいます。

 

努力をしてキラキラしているあなたが眩しくて嫉妬しているのです。

 

 

だから、

 

・何やってんだあいつは
・馬鹿じゃないの?
・気でも狂ったか
・正気じゃない
・騙されてる
・キモい
・アホ
・笑

 

なんて言われても、

 

 

「ああ、この人は努力が出来ないタイプの人で、キラキラしている俺(私)が眩しくて嫉妬しているのか。可哀想に・・・

 

と、こんな感じが大人の対応でしょう。

 

 

もちろん言葉にしてはいけませんよ。

火に油を注ぐ様で喧嘩になりかねませんから。

 

あくまで、言葉にはせずに心の中でそう思ってあげてください。

 

 

まとめ

 

あなたは、アリにもキリギリスにもなれます。

 

キリギリスとは・・・

悪口も誹謗中傷も言われないが、自己実現も夢を叶える事も出来ない無難な人生

 

アリとは・・・

悪口も誹謗中傷も必ず言われるが、自己実現や夢を叶える事が出来るキラキラした人生

 

 

 

今、あなたの目の前には「Y字路」があります。

至極簡単な事です。

どちらの人生を選択するか?

ただそれだけの話です。

 

 

悪口も誹謗中傷も言われない。

でも、自己実現や夢を叶える事もない無難な人生。

 

悪口も誹謗中傷も言われる。

でも、自己実現も夢を叶える事も出来るキラキラな人生。

 

 

どちらの方が良いとか、正しいとかは申しません。

考え方次第ですし、あなたの生き方の話です。

 

 

まずはどちらかを選択しましょう。

そして、どちらかを選択したら、それに準じた行動を起こしましょう。

 

 

決断しても、そこに行動が伴わなければ何も始まりません。