昨日の記事で、6年記念のケーキを食べながら幸せを感じていたと書きましたが、
ビジネス的な観点でもう一つ思う事があるのでそれも記事にまとめておきます
昨日のケーキは「銀座コージーコーナー」さんで購入させて頂きました

ご存知の方も多いとは思いますが、私は元々パティシエです
元パティシエ目線から見ても、正直、
コージーコーナーさんのショートケーキ、十二分に美味しかったです
購入させて頂いたのは4.5号のショートケーキでしたが、
なんと、2,000円(税込2,160円)で購入出来るんですね

何故これだけのクオリティの商品をここまで安く提供出来るのだろうと考えてみると、
やはり肝は、『数の力』なんですね
何の数の力なのかというと、購買力です
銀座コージーコーナー、全国に何店舗あるのかを調べてみると、
首都圏を中心に事業展開していて、全国に約400店舗ある事が分かりました
また、2019年2月末で50億杯を販売したセブンイレブンのコーヒーですが、
セブンイレブンの全国店舗数を調べてみると、2019年5月末の日本国内だけで20,965店舗がある事が分かりました

2019年3月末の数字ですが、世界まで見ると約7万に近い店舗数がある事が分かりました
マクドナルドは全国に2,884の店舗数があります
何が言いたいのかというと、コージーコーナーもセブンイレブンもマクドナルドも、
挙げれば切りが無いですが当然他の大手企業も、
提供する数(機会)が多いという事
提供する数が多ければ、それだけ仕入れの量も多い訳で、つまり、
『沢山買うからちょっと負けてくれない?』と価格交渉が出来ますよね
これが、大手企業と中小零細、個人経営との圧倒的に大きく違う差です
最近YouTuberのラファエルさんがドン•キホーテの社長とコラボをしていたりしますが、
ドン•キホーテさんも全国に約400店舗あり、2020年には500店舗を目指しているとのことでした
私もしょっ中ドンキさんを利用させて頂いていますが、本当に安いですね
普段から節約を気にされている人からすれば本当に助かると思います
助かる=リピートもするし、助かったと言う感動から
『どこどこでなになにがこれくらい安くて本当に助かるのよ〜』と口コミも起きるでしょうね
その口コミが新規顧客の獲得を後押しするわけです
とまあ、昨日はコージーコーナーさんで購入させて頂いたケーキを食べながらこんな事を考えていたのですが、
ハイクオリティな物を低価格で提供されてしまっては
そりゃ、中小や個人で経営されている人達はどんどん厳しくなりますよね😅
私の知人に元マクドナルドで20年以上勤めていた方がいますが、
その方が仰っていました
『マクドナルドのハンバーガーと同じクオリティの物を個人で作ろうとしたら、絶対に100円じゃ提供出来ない(利益を出せない)』
業界用語では ”スケールメリット” と呼ばれるそうですが、
スケールとは規模の事、メリットとは利益の事
規模が大きくなればなるに比例して、利益も大きくなってゆく事をスケールメリットと呼ぶそうです
コージーコーナーさんも、セブンイレブンさんも、マクドナルドさんも、ドン•キホーテさんも、
規模が大きく「価格交渉」が出来るからハイクオリティな物を低価格で提供出来ているんですね
『お値段以上、ニ◯リ🎶』というフレーズが聞こえて…(笑)
今、私もスケールメリットを利用した事業に関わっているので納得です😊
あなたが今取り組んでいる、また、これから取り組もうとしているビジネスモデルは効率良く利益を出せるものでしょうか?
もし、現状が上手く行っていないのなら改善をするべきタイミングが来ているのかもしれません😊