逆境とは

企業の創業者やスポーツ界の著名アスリートなど、
世間から成功者と呼ばれている人の多くは、
『今の私があるのは逆境があったからこそ』
と、語っています。
苦難、困難、災難とも呼ばれるこの『逆境』ですが、
基本的には嫌われ者ですよね(笑)
ただ、嫌われ者であるこの逆境が実は大切な事だったりもするのです
逆境をマイナスに捉えていないだろうか?

苦難、困難、災難というと、これらを好む人は相当な変わり者でしょう。
基本的には世間の嫌われ者です。
あなたもそんな状況に追いやられた時、
もうダメだ・・・
環境が悪いんだ・・・
周囲の人が悪いのだ・・・
などと、マイナスに捉えてはいないでしょうか。
そうならない為には『知識』です。知識を身につけましょう。
知識は「自分を守る為の盾」としての役割があります。
では、何を知れば良いのか?
それは、「今の経験が今後の糧となる」という事を知るのです。
家賃も携帯代も払えない程お金が無くて貧乏であっても、
身体が弱く病気がちで満足な仕事が出来ない身体であっても、
学校や職場で虐められていたとしても、
その全てが経験であって、多くの人が普通なら経験し得ない事程希少価値が生まれます。
『知る』という事はそれ程価値のある事で、
知っているのと知らないのとでは全く違います。
例えば、学校教師が目にカレーや新車で購入した自動車に土足で乗られたりといった虐めが神戸の小学校であったと少し前のニュースで報道されていましたが、
被害者の20代教師は本当にお気の毒だと思います。
「虐め」なんて軽々しい言葉で簡単にまとめられていますが、
複数人が寄ってたかって一人の人間に手を出すって、事件ですよね。
何故加害者側の教師達は罪に問われないのか?が不思議で堪りません。
ただ、ここで言いたい事は、その被害者である20代教師は、
『こういう事をされたら人は嫌だと感じる』
という事を知ったわけです。
人の痛みを知っている人は、
痛みを知っているからこそ他の人に優しく出来るものです。
だから、知ることって大切なことなのです。
ストレスがあるからこそ跳ねる

トランポリンも

弓も

振り子でさえも、
その全ては、ストレスがかかるからこそ跳ねるし飛ぶ事はご存知ですよね?
stress(ストレス)という言葉の意味を調べてみると、
(重みでかかる物理的な)圧力、重圧、(精神的な)圧迫感、ストレス、精神的重圧、圧迫、強制、緊迫、緊急、緊張
この様な意味が出て来ます。
逆に、ストレスをかけずにトランポリンで跳ねる事が出来ますか?
ストレス無しに弓道で矢を的まで飛ばす事が出来ますか?
振り子は、ストレスが無くなったらどうなるでしょうか?
そう、動きを止め静止するでしょう。
実はこれ、人間も同じ事なのです。
人間も、ストレスが無ければ振り子と同じ様に止まってしまいます。
止まってしまえば当然、収入も止まります。
故に、貧乏真っしぐら。
しかし、トランポリンや弓矢の様に、
ストレスの度合いが大きければ大きい程、高く跳ね遠くまで飛ぶ事が出来るのです
振り子の法則なんとも呼ばれますが、
万物においてこの仕組みは共通なのです
ストレスが無い=静止
ストレスが大きければ大きいほど、その跳ね返りも大きく、
『仕事、ビジネス』において言うならば、大きな結果を出せるということです
まとめ

ストレス無くして大きな結果へ繋げる事は不可能ですし、
その度合いが大きければ大きいほど、比例して結果も大きくなるものです。
とはいえ、ストレスのかけ過ぎには注意です。
何故なら、輪ゴムを想像してみてください。
適度なストレスなら前に飛んでくれますが、ストレスの許容を超えると千切れてしまいます。
先程書いた通り、万物においてこの方程式は共通なのです。
なので、人間も輪ゴムと同じです。
逆境という名のストレスを忌み嫌うのではなく、
ストレスは心を育てる為の肥料なのだという事知り、仕事に向き合ってみてはいかがでしょうか